オルガの春・続き




オルガ私室

俺は部屋に入ると、扉をロックしをベッドに降ろした。
少し不安そうに俺を見ている。
心配すんな。と、軽く口付けカーテンを閉めに向かう。

シャッ。

カーテンを閉めると、明るかった部屋は薄暗くなった。
ビクリと震える
ずいぶん初々しい反応だ。
もしかして、初めてか?

「あ、あのっ・・・オルガ・・・」
微かに震えている。
「大丈夫だ、怖くない。痛く・・・はあるかもな、少し。それも最初だけだ。すぐによくなる。生きたまま天国見せてやるよ。
俺が見せる天国は真っ白で、お前と俺の二人だけしかいない」
そう言って、唇を奪う。
やっぱ止めて?は、なしだ。
「んっ・・・ふぅ・・・」
舌を絡め、吸ってやると、はすぐに脱力した。
唇を離すと、透明な液が糸を引く。
「そろそろキスだけじゃ物足りねーんじゃねーのか?」
怖がらせないよう、優しく押し倒す。
「っ」
耳たぶをあま噛みし、首筋に舌を這わせながら太ももの辺りを撫でると・・・
「んっ・・・!」
ビクリ、とが体を震わせた。
これだけでこんなに感じるのかよ・・・
男にとっては嬉しいことだ。
・・・お前、感じやすいんだな」
愛撫する手を止めることなく囁きかけると、恥ずかしそうに顔をそむけた。
そういう仕草されると弱いんだよ、俺。

さて、そろそろ肌を見せて貰おうか?
服とブラを丁寧に脱がせる。
俺の目の前に現れる真っ白な肌。形の良い胸。服の上からでは判りにくかったが、けっこう大きい。
スタイル良いとは思ってたが、胸はそんなに大きくはないと思ってたから、少し驚いた。
そう、モデルタイプだと思ってたんだよ。
「着痩せするタイプだったのかよ?揉み心地良さそうだぜ?」
正直で素直な意見を述べながら、俺も服を脱いだ。
だけ脱がせて、不安になるといけねーからな。
なんて、気を使ってたら・・・
「オルガ・・・良い具合に筋肉ついてるんだね」
俺の上半身を見ながらが言ってきた。
おいおいおいっ、何だよ?大丈夫なのか?
「当たり前だ。それより、随分余裕じゃねーかっ?」
前触れなしにの胸の頂に唇を落とした。
「はぁっ!」
突然の感覚に、ビクリとする
我慢してたのによ?もう遠慮はしねー。
左胸はあま噛みしたり、吸ったりして刺激を与える。
右胸は手で優しく揉んでやると、
「はぁ・・・んぅ・・・」
は鼻にかかった艶やかな声をもらした。
その声が俺を掻きたてる。
「ここも触ってやろうな?」
そう言って右手をスカートの中へ入れ、下着の上から秘所に触れる。
「やあっ!あっん!」
体を跳ねさせ、俺の肩に爪を食い込ませる。
は、下着越しでも分かるほど蜜を溢れさせていた。
「気持ちいいのか?まだまだこんなもんじゃないぜ?もっとよくしてやる。よくなりたいだろ?」
嫌だと言えないのを分かっていてわざと聞く。
「はぁっ、オ・・ル、ガ・・・」
物欲しげな瞳が何を望んでいるのかを知らせる。
が、もう少しいじめたい・・・
「どうなんだよ?え?」
分からないフリをして問い詰める。
蜜で濡れた下着を擦りながら。
「っ・・・してっ・・・」
瞳を潤ませながら、快楽をとねだる
駄目だ。もう少し意地悪してぇんだよ。
「聞こえねーな。もっとハッキリ言えよ?」
じれったい刺激を与えながら再び問う。
「んっ・・・お願いっ・・・もっと気持ちよく、させ・・て?」
は泣きそうになりながら俺にねだってきた。
愛しさが込み上げる。
「ああ、狂っちまうくらいに気持ちよくさせてやる!」
言うと同時にスカートと下着を取り去る。
完全裸の、産まれたそのままのが俺の目の前にいる。
そそられると同時に、美しいと思った。
「オルガ・・・・・・あまり見ないで」
俺の視線に、は恥ずかしそうに顔をそむけている。
そんな仕草でそう言われると、余計に燃えるのが男ってもんだ。
「綺麗なんだ、じっくり見たいじゃねーか?ここもなっ」
足を開かせ、顔を滑りこませる。
「いやっ!オルガ、嫌だ!駄目っ、そんなとこ・・・!」
は必死に抵抗してきた。
そうだろうな、普通は恥ずかしくてたまんねーよ。
だが、止める気はまったくねぇ。

くちゅっ・・・

「ひっぃああっ!!」
蜜に濡れた秘所に舌を這わせると、は今までよりも体を跳ね上がらせ、大きな声を上げた。

くちゅっ、ぴちゃっ・・・

わざといやらしい水音を立ててやる。
「やっ、あっ!・・はっ!オ、ルガ・・・!」
快楽に悶え、俺の髪をクシャクシャにする
何をされても止めねぇぞ。

ちゅっ、くちゅちゅっ・・・

「やぁあんっ」
は良すぎる刺激から逃れるため、腰を浮かせたりして暴れる。
そろそろか?と思い、逃げられないように押さえつけ、一番感じる箇所を舌で激しく攻める。
「はあああっん!やっ、やあぁっ!」
激しくなった愛撫に耐えられないのか、首を振り俺を引き剥がそうとする。
「ダメッ・・・オルガっ・・・」
じゅるっ・・・ちゅっ・・・
無視を決め込み、攻め立てる。
軽く吸い付いたりして執拗に愛撫していると・・・
「っはぁんっ!んっ、あ!んっ、んんんっ!」
は、ビクビクンっと体を震わせたかと思うと、脱力した。
絶頂に達したみたいだ。

「気持ちよかったか?」
虚ろな瞳で荒く息をしているの頬を撫でながら問う。
「・・・・・・ん・・・・・・」
ぼーっと惚けながらも、良かったことを伝えてくれた。
その顔がたまらなく色っぽい。
「そうか、良かった。じゃあ、次は俺な?耐えてくれよ?いくぜっ!」
「???」
何が何だか解らない。という顔をしたが、もう待てない。
もうずっと熱が一箇所に集中したままだ。
濡れきったの秘所に自身をあてがい、進入を開始する。
グッと少し入れたところ・・・
「!!!!!いっ、た!痛い!!オルガ!痛い!止めてっ!いたいぃっ」
余韻の海に浸っていただが、あまりの激痛に目覚めてしまった。
涙をポロポロとこぼしながら、止めて欲しいと哀願する。
可哀想だが、今更止められるわけがねぇよ。
「っ・・・、力抜くんだよっ・・・力入れてると、お前も俺も辛いんだぞ?な?」
髪を撫で、優しく言ってやると、少し緩んだ。
今だ!一気にググっと奥まで貫く。
「あああああっ!!」
激痛に、が叫び声を上げた。

「んっ・・・・・・大丈夫か?ゴメンな、いてぇ思いさせて」
優しく抱きしめる。
女なら誰でも通る道とはいえ、かなりの激痛だろう。
「オ・・・ル・・・ガっ・・・ん、大丈夫・・・繋がって・・・るんだよね・・・?」
嬉しそうに聞く
「ああっ、繋がってる。の中、きついしあったけーし、こうしてるだけでもかなり気持ちいいぜ?」
心から愛しいと思ってる女の中だ、悪いわけねぇ。
「ばっ、バカァ///」
は赤面して俺の胸をバシバシと叩く。
照れてやがる。
「うぉらぁ、そろそろいくぞ?さっきから御預けくらってもう我慢できねーんだよ」
体勢を立て直す。のこと思えば、やっぱこのまま正常位だよな。
ゆっくりと腰を動かす。
「んっ・・・」
の顔が苦痛に歪む。
初めてではまだ、挿入による快楽を得るのは難しい。
「わりっ・・・少し我慢してくれよな」
苦痛しか与えていないのは分かっているが、止めることなどできない。
「だいっ、じょぶだよ・・・オルガのこと、ホントに好きだもの・・・愛してるもの・・・耐えられる」
はそう言って、俺の腕をぎゅっと掴んだ。
愛しい・・・
っ」
身をかがめて、唇を重ねる。
何度も、重ねる。

「っ・・・くっ・・・」
そうこうしているうちに、限界が近くなってきた。
「んっ・・・はんっ・・・」
も俺にしがみついて必死に耐える。
解放の時が迫るにつれて、腰の動きも激しさを増す。
「うっ、くっ・・・っ・・・」
「オルガァっ」
激しくうちつけられる肌と肌の音と、いやらしい水音が響く。
その二つの音が、行為の激しさを知らせる。
「くっ・・・うっ・・・」
解放の時、素早く自身を抜き出し、の真っ白い綺麗な腹へと白濁を放つ。

戦争が終わるまでは、これだな。
中でなんか出せねぇよ、今は。傷つけたくない。
そんなことを考えながら、二人の行為後の処理を進める。
「はぁ・・・オルガ・・・」
が何か不満そうに俺を呼ぶ。
「あ?何だ?」
まさか、早すぎるとか言うんじゃねーだろな?
これでも俺は長時間タイプだぞ。
そんな心配を感付かれないように平然を装いつつ、返事をした。
「オルガ、酷いよっ!お腹の上に出すなんてー!拭いてもペタペタするよぉ!」
腹出しされたことにご立腹らしい。
「何だよ、そんなことか。風呂入ればいいだけだ。うぉらっ一緒に入るぞ!」
「きゃっ!」
俺はを抱え、バスルームへ向かった。
多分・・・いや、絶対このまま第二ラウンドな。
回数こなしてを慣らしてやんねーと。
二人繋がったとき、とろけるような快楽を得られるようにな。
連休だし、支障はないだろう。



こうして、二人の連休一日目は過ぎていく。











お礼
表の作品以上に恥ずかしい、恥ずかしすぎるこの一品。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
初の18禁作品です。もうメチャクチャ。笑うしかないっ。
ほのぼのHを目指したものの・・・何か(^^;
オルガが激しく別人!しかも何か変態っぽい・・・ファンの方、申し訳ありません!!
それでは、ありがとうございました。



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