12/24 クリスマスイヴ

ザフト軍、クルーゼ隊もクリスマス色。
今は戦争中・・・クリスマスを祝って楽しんでいる場合では・・・という言葉は飲み込もう。
仕切っているのはクルーゼ夫人、だ。逆らったら間違いなく天へ昇ることになる。



Holy night 2



時間は13時頃・・・ガモフ内、ジンの前・・・
と整備兵が何やら話している。

「ほ、本当に宜しいのですか?」
「ええ、私が許可するわっ。真緑に塗って色々と飾って頂戴。急いでね」

ジンを真緑に塗って飾れ・・・という話。
はジンをツリー代わりにするつもりらしい。
普通なら許される事ではない。のだが・・・止められる者はいない。
ため息をつく整備兵を残し、は次の場所へ向かうことに。

「次は〜イザーク&ディアッカの所〜っと。ふふ、ラウ、喜んでくれるかな〜v」

プレゼントだけじゃ物足りないじゃない?と、色々企んでいる。
「ふんふふーん」なんて歌ってご機嫌。


数分後・・・


イザーク&ディアッカの部屋・・・
入室するなりは白鳥○子ポーズで命令を下す。

「今夜9時、イザークは飾られたジンで、ディアッカはバスターで出るの。で、〜して、〜するのよ」

いい?分かったわね?と言うと、はさっさと出て行った。
質問などを受け付ける気ゼロ。
ほとんどの者はここで不満を漏らす。が、イザーク&ディアッカは不満を漏らしたりしない。

さん、グゥレイトォ・・・いつ見ても可愛いぜ」
「ディアッカ、俺の足を引っ張るなよ?いい所をお見せするチャンスなんだからな」

二人はファン。
彼女の命令ならばどんなことでもしよう!と普段から思っている。



さて、は・・・
「今夜が楽しみ〜vv」
愛機に乗り、発進するところ。
もう用はない、ということで、ヴェサリウスに帰るようだ。



・・・愛する夫のいる戦艦に戻ってから7時間後。


「このまま真っ直ぐ向かいますか?」
「いや・・・」

クルーゼとアデスが今後の進路の相談をしていると・・・

「ラウラウラウ〜〜〜vv」

大人しく部屋にいた、待ちきれなくなってブリッジまでやって来た。
イヴの夜、早く二人きりになりたい。
夫の腕に絡まると、「お部屋帰ろっ」と上目遣いで言う。
すると・・・

「そうだな、今日と明日は君の我侭を聞こうか」

ラウはニッコリ微笑み、あっさり帰る事を承諾した。
愛しい妻の願い、却下などできない。

「隊長・・・」

アデスの胃はまたキリキリと痛み出す。

今回もですか隊長ぉ・・・。
今日と明日はって・・・いつもじゃないですかっ。
隊長が奥様の我侭を聞かなかったことなんて・・・たったの一回じゃないですかっ。

アデス、「隊長、今は戦争中です。ヴェサリウスは戦艦です。奥様ももう少し・・・」などと言えるはずはなく、
「今日はクリスマスイヴでしたね。隊長、後は私の方で考えておきますので、どうぞ奥様とお過ごし下さい」

なんて、心とは正反対の言葉を出してしまった。
悲しい性。
ラウは、「ああ、すまないな。では、頼んだぞ」などと言いながら、の髪を撫で微笑んでいる。
すまない。なんて思っちゃいない。


いいですよ・・・何も言いませんよ・・・言えませんよ



少しグレ気味のアデスを半分無視し、ラウはの腰を引き寄せ抱くと、ブリッジを去っていった。





移動して・・・クルーゼ夫婦の部屋。


ベッドに腰掛けたラウ、を膝の上に向かい合わせに乗せ、幸せ顔。
仮面は外してある。

「んぅ〜ラウゥv」
「ふ、いつも以上に甘えっ子だな?寂しかったのか?」
「んー、今日はあまり寂しくなかったわ。だって、色々と考えていたもの。ラウのためにv」

はぎゅぅっと夫に抱きつく。
大好きなラウ。少しの間だって離れたくはない。
我侭でかまわない。

ラウは・・・

「私のため、か。一体何を考えていてくれたのか、とても気になるな」

きつく抱きつくの髪を手袋を外した手に絡ませ、愛しげに口付けている。
離れたくないのはラウも同じ。
この世界でただ一人、心のそこから愛しいと、大切だと思える者。
離れたいとは思わない。

「私が何を考えていたか、もうすぐわかるわ」

言うと、はくすぐったそうに身をよじり、また抱きついた。
二人だけの甘い時間。


抱き合い、じゃれ合い、何十分たっただろう?という時、外から光が入ってきた。


「あ、はじまった」

は、外を見てvとラウの手を引く。
一瞬、何だ?と思ったが、ゆっくりと立ち上がると、言われるまま窓の外を見た。
窓の外、宇宙空間に見たものは・・・



「ほぅ・・・なるほど」



パァーンパァーンと、花火代わりに撤退を知らせる信号弾を撃ちまくっているバスターと、何だかド派手に飾られた真緑のジン。

「グゥレイトォーーーーーっ!!」
「目立ちすぎだぞディアッカ!!」



「どうかな?ジンをツリー代わりにして、信号弾を花火代わりにしたの。ちょっと派手なイヴもいいかなって」

はラウの横に立ち、どうだろうか?と感想を求める。
不評だったらもうやらない。
好評だったら次はもっとド派手にやる。
ラウの感想は・・・

「中々面白くて良いな。ツリーも花火も綺麗だ。私のために準備をしてくれて・・・嬉しいよ、ありがとう」

をそっと抱き寄せ、額に口付けを一つ。
愛しくて愛しくてたまらないようだ。

「ん・・・良かった」

はポフッとラウの胸に顔を埋める。
温かい。
幸せに浸っていると、、、

「っ!ラウゥ〜っ」

ひょいっと抱き上げられた。
顔を見ればいつもの大好きな微笑が。
ラウは頬を染め大人しくなったの額に、また一つ口付け。

「さて、少し早いが休むとしようか」
「ぅぅ、も〜・・・まだプレゼント交換してないのにぃ・・・」

ここから先は大人の時間。
ぷぅっ。と膨れるをポフっとベッドに下ろし、ラウは言う。
プレゼント交換は明日、クリスマスのお楽しみ、と。

「んぅー、ラウ、シャワーは?」
「後、、というわけにはいかないな、一緒に行こうか」
「んっvvv」

会話の後、クルーゼ夫妻はじゃれ合いながらシャワー室へ。
その後は・・・。
ディアッカとイザークの事を頭から消し、愛を語り合い過ごしたようだ。



・・・ディアッカ&イザーク・・・

「で、俺たちはいつまでこれやってんの?」
「うるさいぞ腰抜け!さんがもう良いと仰るまでだ!」

ファンは大変。





Happy Merry Christmas





お疲れ様でした^^ このドリー夢はここまでです。 イヴに間に合って良かった>< (当日でも・・・) 今年のクリスマス夢は隊長v
この小説はクリスマスページで期間限定(12/24〜12/31)フリー配布なので、宜しければお持ち帰りくださいませ^^
(注:今表示されている、この小説のお持ち帰りはご遠慮下さいませ) それではっ、失礼しました。



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