クルーゼ隊、温泉計画7・最終




数時間後のの部屋

一人になったは、クルーゼとイザークの告白を思い出し、一人悩んでいた。
「・・・皆が寝静まるまでに答えを出さないとなんだよね・・・」
あと何時間もないだろう。
「・・・どうしたらいいんだろう・・・隊長かイザークか・・・もしくは、どちらの所へも行かないか・・・」
自分の本当の気持ちは?何度も自問する。

時間はどんどん過ぎていく。
「・・・」
ふと時計を見ると、深夜1時を少し過ぎていた。
「・・・もう、皆寝ちゃっただろうな・・・」
答えを出す時間だ。




エースパイロット達の部屋

「んん・・・・・・ハ・・・ロ・・・あげ・・・Zzz」
「・・・さん・・・僕の、ピアノを・・・Zzz」
「んがーっ・・・・ぐぅ・・・グゥレイトォ!・・・Zzz」
疲れのせいか、アスラン・ニコル・ディアッカの三人はぐっすりと眠ってしまっていた。
「ふんっ、情けない奴らだ」
ゲシっとアスランを軽く蹴飛ばし、熟睡モードだということを確かめたイザークはポツリと呟いた。
「さて・・・行くか・・・」
イザークは立ち上がり、静かに部屋を出る。
指定した場所へ急がなければ。




クルーゼの部屋

「そろそろ・・・か」
椅子に腰掛け外を見ていたクルーゼ。
時計を確かめ、今か今かとソワソワしだす。
・・・私の所へ・・・」
彼女は、は自分の所に来る・・・こんなに愛しているのだ。来ないはずはない。
が、万が一来なかったら?いや、そんなはずはない。
と、クルーゼは空を見上げながら、頭の中でイロイロと考え出した。
来なかったら・・・どうしよう。




再びの部屋

「・・・私の気持ち・・・これが私の本当の気持ち・・・」
逃げ出したくなるほど考えた
ついに答えが出せた。


どうしますか?


クルーゼの所に行く


イザークの所に行く


どちらにも行かない



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